知多木綿 と 絞り染め
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知多木綿のふるさと
今さらながら、知多木綿の歴史について調べていたら、
こんなサイトを見つけました。

知多木綿のふるさと  岡田 - 今も残る岡田の文化や町並 -
http://okadamachinami.com




何年か前ですが、知多木綿を扱う私を岡田へ招待してくださった方がいて、
手織りの工房や、工場見学、町並みを詳しくご案内いただきました。

当時は観光客も少なく、歴史や地場産業に興味がなければ知らないだろうなぁ…
という感想を持って帰るのみとなってしまいましたが、
改めて、知多木綿についてご紹介してみようと思います。


知多市の岡田地区という場所は、知多木綿発祥の地と言われ、
江戸の慶長年間より木綿の生産・集積地として栄えました。

知多木綿があまり愛知県で知られていない理由として、
生地の生産は知多ですが、晒し(さらし・布の精錬)は伊勢や松阪、
販売は主に江戸(東京)という販路だったという歴史があります。

現在でも主な卸先は東京が多いのですが、
有松でも一部の絞りの浴衣やお土産として使われています。

昭和の最盛期が過ぎてからは海外での大量生産が主となりましたが、
現在でも高品質な木綿は生産されています。


明治〜昭和の街並が今も残り、木綿蔵や立派な木綿問屋の建物が
当時の繁栄を物語ります。
また、木綿蔵では昔ながらのはたごによる手織り体験も催されています。
地元の保存会の奥さまが、丁寧に機織りを教えてくださいます。



↑のようなサイトが当時はまだなく、地元の保存会の方々が
観光地として盛り上げたい!と頑張っていらっしゃいました。
当時のことを思い出すと、奥さまがたはお元気かなぁ…
と感じ入ってしまいます…

少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ岡田へ足を運んでみて下さいね。
私もまた、散策や体験しに行ってみようと思います。
 
キッチンクロスのちょっとしたおしらせ
A&C静岡手創り市、雨も乗り切り無事に終了しました。
来てくださった皆さま、本当にありがとうございました!

今朝、立っているはずのテントが半分倒れていて(!!)
雨の重みで骨が曲がってしまっていたようで、
お隣の方に補強の竿をお借りし、難を逃れました。。
ご親切には本当に感謝です。
またひとつ経験を積みました。次からは物干し竿必須!


さて、今回の静岡から販売を始めたのですが、
キッチンクロス(38cm × 45cm)の仕様をすこーし変えましたのでお知らせです。
裏側についているループの位置が、布の中央から端っこへ移りました。

↑上(黒)がこれまで、下(グレー)が新しいものです。


↑左がこれまで、右が新しいもの。
吊るすときに、真ん中だとループが短いので引っかけにくかったのと、
布の垂れる面積が大きくなるのでより手に取りやすく、乾きやすくなるのでは
と考えまして、今回より変更させていただきました。

なお、キッチンクロス・大(38cm × 90cm)の方はこれまで通りの真ん中です。
今ある在庫が無くなれば、これから作るキッチンクロスは変更後のものとなっていきますので、どうぞご了承くださいませ。
使ってみた感想や、ご意見などございましたらぜひお知らせください。


次回の出展は、25日の半田赤レンガマルシェです。
商品数増やせるかな…;;頑張ります!
キッチンクロス・お取り扱いについて
 
 ●キッチンクロスのお取り扱いについて



染緒のキッチンクロスは、綿100%です。
お取り扱いには、下記の点にご注意ください。

○最初に一度、手洗いをしてからご使用ください。
 その際、色落ちがありますのでお気をつけください。
 普段のお洗濯も、他のものとは別に単独での手洗いをおすすめします。

○とくに真っ白なシャツなどと一緒に洗うと、
 色移りすることがありますのでご注意ください。

○切りっぱなしですので糸がほつれることがありますが、使う毎に落ち着いてきます。
 余分な部分をハサミで切ってお使い下さい。

○絞りの特性上、生地に時々ほつれがみられることがあります。ご了承ください。


染緒 samio
              samio.logo

  ○染緒 samio について


キッチンクロスを中心に布の雑貨作りをしています。



愛知県知多地方でつくられる昔ながらの綿織物「知多木綿」を使って、
同じく愛知県有松・鳴海地域の伝統工芸「有松絞り」の技法で模様を染めています。

産地の伝統を、身近に感じて頂ければ嬉しいです。






  

  ○染緒 samio の由来 



   


 名取川を渡って仙台に入。あやめふく日也。旅宿をもとめて、四五日逗留す。
 爰に画工加右衛門と云ものあり。聊心ある者と聞て知る人になる。
 この者、年比さだかならぬ名どころを考置侍ればとて、一日案内す。
 (中略) 薬師堂、天神の御社など拝て、其の日はくれぬ。猶松嶋、塩がまの所々、
 画に書て送る。且、紺の染緒つけたる草鞋二足餞す。
 さればこそ風流のしれもの、爰に至りて其実を顕す。
 
                       「奥のほそ道」より本文抜粋



・・・要約すると、仙台を滞在中に案内してくれた加右衛門という画工が、
 別れ際に紺色に染めた布で作った手作りの鼻緒の草蛙をはなむけにくれた。
 ここにきて、深い心遣いをみせる加右衛門に芭蕉は感極まった・・・
 という内容です。

 
わざわざ虫除け効果のある藍染めの鼻緒を贈る、
そのさりげないあたたかさに感動する。
「染緒 samio」は、そのことばの語感と、手仕事のあたたかさ、
鼻緒の結び目の形から生まれました。
手作りの生活雑貨を通して、産地と使う方々を結ぶ染緒になれればと思っています。